私はマイホームは必要だ、持つべきだと考えています。
なぜか？ それはですね・・・・。
住宅は、昔より人間の基本的な生活に必要といわれる「衣・食・住」の一つですが、マイホームを持つことは本当に必要なことなのでしょうか？
私がハウスメーカーで注文住宅を販売していたころ、購入を勧める立場としてはあまり考えたくない疑問でした。また、そのような疑問を持たない人が多く、マイホームは憧れであり、一つのステータスだったと思います。幸せの象徴ですね。
しかし、一部の方はマイホームは資産ではなく負債だといいます。確かに投資と考えるとマイナスにしかなりません。売却してもかけたお金以上には戻っては来ない。だから自分はアパートを持ち、他人に自分の家賃を払ってもらう。マイホームはお金持ちなったら購入すればよいと。確かに理想ですが、これができるのはほんの一部の方かもしれません。
では、アパートなんてとんでもない！と思う方にとって、賃貸に住み続ける場合とマイホームを持った場合ではどっちが良いのでしょうか？
住宅にかかる一生涯のお金の総額を比較すると、住宅ローンの金利負担、固定資産税、修繕費用など、マイホームの方がお金がかかりそうな気がします。無理をして、マイホームを購入するより、賃貸に住んで人生を楽しみたい・・・。
本当にそうなのでしょうか？
次回は、賃貸に住み続けた場合とマイホームを取得した場合の分析をしたいと思います。
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